畑で収穫した花ズッキーニを持つVEGETA屋の生産者
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花ズッキーニの食べ方

見た目だけではない、初夏の短い時期だけの野菜

花ズッキーニは、ズッキーニの花です。
黄色い花びらがぱっと開いて、見た目にも華やかな野菜です。

ただ、花ズッキーニの魅力は、見た目だけではありません。
食べてみると、やさしい甘みと、淡い香りがあります。

初夏の短い時期だけ楽しめる野菜で、花はとてもやわらかく、傷みやすいです。
たくさん流通する野菜というより、畑から近いところで楽しみやすい野菜だと思います。

この記事では、花ズッキーニの定番の食べ方を参考に、家庭で試しやすい形に整理しました。
VEGETA屋で料理として完成させたレシピではなく、初めて花ズッキーニを使う方への「食べ方ガイド」として読んでください。


花ズッキーニは、まず揚げると分かりやすい

花ズッキーニを初めて食べるなら、まずは薄い衣をつけて、さっと揚げる食べ方が分かりやすいです。

イタリアでは、花ズッキーニを衣で揚げたり、中にチーズやアンチョビを詰めて揚げる食べ方がよく見られます。
日本の家庭では、天ぷらの感覚で考えると扱いやすいと思います。

難しく考えなくて大丈夫です。
薄い衣で、短い時間だけ。
揚げたてに塩を少しふるだけでも、花のやさしい甘みと香りが分かります。


下処理のコツは3つ

花ズッキーニは、強く扱うとすぐに破れてしまいます。
下処理は、できるだけやさしく行います。

1. 洗うなら、さっと

花びらはやわらかく、水を含みやすいです。
汚れが気になる場合は、さっと洗う程度にして、すぐに水気を取ります。

揚げる場合は、水気が残ると油はねしやすく、衣も重たくなります。
ペーパーでやさしく押さえるようにして、水気を取ってください。

2. 中の紙をそっと外す

VEGETA屋の花ズッキーニは、花の中のしべを切り、形を保つために中へ紙を入れてお届けすることがあります。

調理する前に、花を破らないように、中の紙をそっと外してください。
花びらはとてもやわらかいので、奥まで強く指を入れず、入り口から少しずつ抜くくらいで大丈夫です。

中の紙を外したら、必要に応じて水気を軽く取り、そのまま衣をつけたり、チーズを少し詰めたりして使えます。

3. 火を入れすぎない

花ズッキーニは、火の通りがとても早いです。
長く揚げたり焼いたりすると、花の形や香りが弱くなります。

薄衣なら、短い時間でさっと。
色よく揚がったら、それで十分です。


家庭で試すなら、まずは揚げるところから

花ズッキーニは、初めてだと少し構えてしまう野菜かもしれません。
でも、最初から難しい料理にしなくて大丈夫です。

まずは、薄衣でさっと揚げる。
少し楽しむなら、チーズを少し入れて揚げる。
慣れてきたら、モッツァレラとアンチョビを入れて、少し本格寄りに。

揚げ物を避けたい日は、オーブンやトースターで焼く方法もあります。
ただ、花ズッキーニの入口としては、まず「薄衣でさっと揚げる」と考えるのが分かりやすいと思います。


1. いちばん簡単:薄衣だけでさっと揚げる

一番分かりやすいのは、花ズッキーニに薄い衣をつけて、さっと揚げる食べ方です。

中には何も入れなくて大丈夫です。
花そのものの軽さや、やさしい甘みを感じるなら、まずはこの形が分かりやすいと思います。

材料の目安

  • 花ズッキーニ
  • 小麦粉、または天ぷら粉
  • 揚げ油

作り方

  1. 花の中に入っている紙を、そっと外す。
  2. 必要に応じて、汚れをさっと落とす。
  3. 水気をよく取る。
  4. 薄めの衣をつける。
  5. 170℃前後の油で、短い時間さっと揚げる。
  6. 油を切り、塩を少しふる。

衣は、花にうっすら絡むくらいで十分です。
厚くつけすぎると、花の軽さが隠れてしまいます。

揚げたてに塩を少し。
それだけでも、季節の一皿になります。


※画像は食べ方をイメージしやすくするための調理イメージです。


2. 少し楽しむなら:チーズを入れて揚げる

薄衣だけで食べてみたら、次はチーズを少し入れてみるのもおすすめです。

家庭では、難しいチーズを揃えなくても大丈夫です。
キャンディーチーズや、家にある溶けるチーズを少し入れるくらいからで十分です。

作り方は、薄衣揚げとほとんど同じです。

  1. 花の中に入っている紙を、そっと外す。
  2. チーズを少量だけ入れる。
  3. 花の先を軽く閉じる。
  4. 薄い衣をつける。
  5. 短い時間でさっと揚げる。
  6. 塩を少しふる。

詰めすぎると、花が破れやすくなります。
まずは「少し入れる」くらいが扱いやすいです。

花のやさしい甘みに、チーズのコクが少し重なります。
衣だけよりも、少し満足感のある一皿になります。


揚げ物を避けたい日は:オーブンやトースターで焼く

揚げ物が少し大変な日は、焼く方法もあります。

花の中にチーズを少し入れて、オリーブオイルを軽くかけ、オーブンやトースターで短い時間焼きます。
この場合、衣はいりません。
油で揚げるよりも軽く、片付けもしやすい食べ方です。

作り方の目安

  1. 花の中に入っている紙を、そっと外す。
  2. 必要に応じて、汚れをさっと落とす。
  3. 水気をよく取る。
  4. チーズを少量だけ入れる。
  5. 花の先を軽く閉じる。
  6. 耐熱皿やアルミホイルに並べる。
  7. オリーブオイルを少しだけかける。
  8. オーブン、またはトースターで短時間焼く。

焼くときは、長く焼きすぎない方がよいです。
花は火が通りやすいので、チーズがやわらかくなり、表面が少し焼けたくらいで十分です。

途中で裏返さなくて大丈夫です。
花が破れやすいので、触りすぎず、そのまま短時間で焼く方が扱いやすいです。

パン粉を少しふると、表面に香ばしさが出ます。
ただし、最初はオイルとチーズだけでも大丈夫です。


3. 慣れたら挑戦:モッツァレラとアンチョビを入れて揚げる

花ズッキーニに慣れてきたら、少し本格寄りの食べ方にも挑戦できます。

参考にしやすいのは、イタリアでよく見られる、モッツァレラとアンチョビを詰めて揚げる形です。

花の中にモッツァレラを少し入れ、アンチョビを少量添える。
花の先を軽く閉じて、薄い衣をつけ、短い時間でさっと揚げます。

花のやさしい甘みに、チーズのコクとアンチョビの塩気が重なります。
家庭では少し特別感のある、前菜らしい一皿になります。

ただし、最初からここを目指さなくて大丈夫です。
花ズッキーニは、衣だけで揚げても十分に楽しめます。

慣れてきた方や、2年目・3年目にもう少し遊びたい方は、この形を試してみるとよいと思います。


興味のある方へ:魚介のムースを詰めて蒸す使い方も

花ズッキーニは、揚げるだけでなく、蒸して仕上げる使い方もあります。

フランス料理のような発想では、花の中に白身魚や海老、帆立などのムースを詰めて、短い時間だけ蒸す仕立てがあります。
花の形を器のように使い、魚介のやわらかい旨みを中に入れるような考え方です。

工程としては、花の中の紙をそっと外し、魚介のムースを少量詰め、花の先を軽く閉じて蒸します。
花はとてもやわらかいので、強く詰めすぎず、蒸す時間も短めにします。

本格的には、白身魚や海老、帆立などを冷やした状態で細かくし、卵白や生クリームを少し加えて、フードプロセッサーでなめらかにするような作り方があります。
家庭では、そこまでしなくても、海老を包丁でたたいたすり身のような形でも近い方向で楽しめます。

さらに気軽に考えるなら、ちくわを細かく刻んで少し詰めるような遊び方も面白いと思います。
ちくわには塩気と旨みがあるので、詰めすぎず、花の甘みを残すくらいがよさそうです。

家庭で気軽に試すというよりは、少し料理が好きな方向けの食べ方です。
ただ、揚げ物とは違う軽さが出せるので、花ズッキーニの形を活かす使い方として面白いと思います。

最初に試すなら、まずは薄衣揚げ。
その次にチーズ入り。
さらに興味があれば、こうした蒸し物の方向もあります。


VEGETA屋として伝えたいこと

花ズッキーニは、見た目が華やかな野菜です。
でも、見た目だけではありません。

食べてみると、やさしい甘みがあります。
花の香りがふわっと出て、初夏の短い時期だけの一皿になります。

家では、難しく考えなくて大丈夫です。
まずは薄衣でさっと揚げる。
中に何か入れるなら、チーズを少し。
塩だけでも、十分に季節を感じられます。

畑で咲いた花を、そのまま食卓へ。
花ズッキーニは、そんな季節の入口になる野菜です。


飲食店さまへ

花ズッキーニは、初夏の短い時期だけの野菜です。

VEGETA屋では、その時期に採れる野菜の状態や数量に合わせて、飲食店さまの仕入れ相談もお受けしています。

気になる方は、お問い合わせフォームまたはInstagramのDMからご相談ください。


参考にした食べ方

この記事では、花ズッキーニの食べ方について、イタリアやフランスの料理メディア、国内のレシピを参考にしながら、VEGETA屋の野菜に合わせて家庭で試しやすい形に整理しました。

参考にした主な食べ方

  • Il Cucchiaio d’Argento「Fiori di zucca fritti in pastella」
    花ズッキーニにモッツァレラとアンチョビを詰め、衣をつけて揚げる食べ方を参考にしました。
  • Il Cucchiaio d’Argento「Fiori di zucca al forno facilissimi」
    リコッタやアンチョビを使ったオーブン焼きの考え方を参考にしました。
  • GialloZafferano「Fiori di zucca al forno」
    パン粉やチーズを使ったオーブン焼きの考え方を参考にしました。
  • JA宮崎経済連「花ズッキーニの天ぷら」
    日本の家庭で試しやすい、天ぷらとしての扱い方を参考にしました。
  • Assiettes Gourmandes「Fleurs de courgettes farcies, mousseline de poisson」
    魚介のムースを詰めて蒸す使い方を参考にしました。

※本文は参考元のレシピをそのまま再現したものではなく、花ズッキーニを初めて使う方に向けて、家庭で試しやすい形に整理した食べ方ガイドです。


ご家庭へ、飲食店さまへ

VEGETA屋では、愛知県西尾市の畑で、自然栽培の野菜を育てています。
花ズッキーニのような季節の野菜も、その時期に合わせてご案内しています。

ご家庭向けには、旬の野菜セットとして。
飲食店さま向けには、仕入れ相談として。

その時期に採れる野菜や数量は限られますが、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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